24/7 伊豆大島写真展を振り返って

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Introduction

2016年11月12日(土)、13日(日)の2日間に渡り昭和女子大学の学園祭にて伊豆大島の魅力をテーマに昭和女子大学環境デザイン学科2年生有志グループ「24/7」の皆さんによる写真やムービー作品を展示・上映した伊豆大島写真展が開催されました。

今回は「24/7」の代表で伊豆大島出身の湊 七海さんより届いた写真展のレポートをご紹介します。

写真展概要

2016.11.12-13 昭和女子大学園祭

伊豆大島という素敵な島をもっと多くの人に知ってほしい、この展示会が伊豆大島へ足を運ぶきっかけになったらいいな、という思いから開催しました。

そもそも、なぜ"伊豆大島"にフォーカスしたのかというと伊豆大島はわたしの故郷だからです。伊豆大島の風景は写真映えするという確信がありました。

24/7とは

"24hours a day, 7days a week”

展示会にあたり、昭和女子大学 環境デザイン学科2年の5名で有志グループ"24/7"を結成しました。24/7は24時間/週7日を意味していて「絶え間なく続く」ということです。わたしたちはずっと続く日常や、将来記憶になる写真の永遠性を想起させるワードとしてとらえました。

伊豆大島の"24/7"をカメラで切り取り、持ち帰ってきて紹介したい、そんなイメージで始まりました。

写真について

メンバーそれぞれが道中で写真を撮るというスタイルで、わたしたち自身が楽しんだ島旅をリアルに写しました。伊豆大島の素敵な自然や風景とともに夏の思い出としてワクワクが伝染するような写真を選びました。写真を高彩度にすることでさらに夏らしさやポップな感じを表現しています。

会場デザイン

写真に興味がない人でも楽しめるような会場デザインを考えました。スケッチから始めて模型を作り、試行錯誤しました。

御神火、三原山を抽象化した白いキューブを会場中央に配置し、それを中心にぐるっと一周して写真を展示しました。また、それぞれが撮ってきた写真をフォトアルバムにまとめ、手に取って見ていただけるように展示しました。ムービーは床に向かって、キューブを覗き込むような方法で上映しました。

私たちから見る大島の魅力

大島の魅力はバームクーヘンこと地層切断面です。突然現れるこの地層切断面は、大島の火山活動の長い歴史を感じることができ、その雄大な景色に思わず目を奪われるはずです。(白井杏奈)

赤禿は約3400年前の水蒸気爆発でできた溶岩の丘です。独特の赤みとそこから見える青い空、海とのコントラストが一際美しかったです。(内藤彩)

野田浜は溶岩が流れ込んで固まったゴツゴツした岩場が広がっていて、伊豆大島らしい景色を見ることができます。ダイビングスポットとして有名で、バディとの安全を願う鐘が設置されています。そこから見た、海ににじむ夕焼けが忘れられません。(齊藤陽菜)

波浮港を一望できる見晴台からの眺めは最高です。カラフルな家や円形の港を行き交う船を見下ろすとまるでジオラマのようです。(湊七海)

日本で唯一「砂漠」と記されている裏砂漠。歩くとジャッジャッと鳴るここは日本ではないような感覚にさせられます。(上村杏希)

来場者の声

「伊豆大島に今すぐ行きたくなった!」

「とても楽しそう!」

「昔行ったことを思い出して懐かしく感じた!」

「いつもと違う魅力を見つけることができた!」(伊豆大島の方)

今後の活動について

わたしたちは大学では社会参画プロジェクトなどに参加して幅広くデザインを学んでいます。ぜひ今後も写真に限らず伊豆大島のプロモーションに関わっていけたらと思います。

Data

24/7  湊 七海  齊藤 陽菜  白井 杏奈  内藤 彩  上村 杏希
(昭和女子大学 環境デザイン学科)

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