今号の特集は「島の動物園」。
伊豆大島にある東京都立大島公園動物園を訪ねました。
動物園に入ってすぐに飛び込んでくるのが巨大なフライングケージ!
約53m×42m×13mという巨大空間の中に池や湿地帯、丘陵地帯等の地形が作られ、さまざまな鳥たちを観察することができます。動物達の愛くるしい姿やしぐさを眺めていると時間を忘れてしまいます。鳥類の他にもワラビーやカピバラなどの姿も見られ、なかなか盛りだくさん。
中でも珍しいのは日本の天然記念物に指定されているカラスバト。海岸や島嶼の常緑広葉樹林に生息しており、生態についてはまだまだ不明な点が多いそうです。大島でもグゥーという泣き声を時々耳にしますが、姿を目にする機械はあまり多くありません。そんなカラスバトがこのフライングケージでは目の前で観察することができるのです。
というわけで、今号の表紙はフライングケージ内で撮影したオシドリとカラスバト。