『oshima fish』の制作は宮城県女川町の工房にて行われています。多くの工程をすべて手作業で時間をかけながらひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。ここでは、制作工程について写真とともにご紹介します。
1」最初はご覧のとおり、角材の状態から開始します。
2」ベルトサンダーという卓上の機械でフリーハンドで削っていきます。
3」ベルトサンダーの目の粗さを変えながら、全てフリーハンドで魚の形にしていきます。
4」この段階では、表面がまだごつごつしていますね。
5」120番→240番→400番と、ヤスリを変えながらどんどんツルツルに仕上げていきます。実はこの作業が一番大変なんです。
6」ただヤスリをかけるだけだと、ツルツルに感じても水分を吸うと毛羽がおきてざらつきます(よ~く触ってみないとわからないレベルですが。。。)ので、磨きの途中で3回濡らします。
7」革のストラップ部分のヘリをおとし、毛羽立ちを抑えるクリームをぬります。
8」焼印を入れます。
9」ボンドで接着し、穴をあけます。
10」二重リングと革を通します。リングを通したあとは傷が残るので、傷を落とす作業もします。。
11」OSMOというメーカーの天然由来のオイルを塗って仕上げます。今回の『oshima fish』はこの工程で椿オイルを使用しております。
12」ようやく完成!みなさんのお手元へ大切にお送りします。